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1回目の日記
時が経つのは本当に早い。高校2年の終わりに留学を決めてから早7年。バンクーバーに来てからちょうど5年半。
高校2年の終わりの進路調査。進学校に通っていたせいか、周りは受験ムード一色。そんな中、日本の大学に通うということに魅力を感じられなかった自分がいた。
なぜ魅力を感じなかったのか…。1つ2つ理由をあげられるとしたら、「高校と違って、大学は強制じゃなくて自分が勉強したいことを学べる場だよなー。でも日本の大学生って勉強しているのかどうかも疑問だなぁ」と感じたこと。また、「受験前に受ける学部を決めなんて無理!!」と思ったこと。高校の英語の授業で読んだホンジュラスの児童労働の話に衝撃を受け、国際関係学が勉強してみたいな、という漠然とした気持ちはあったものの、高校2年生の段階で自分が高校卒業後に何をしたいか、なんてはっきりと分かってはいなかったから。
こんな気持ちを抱きながら、ひたすら大学受験情報誌をめくる毎日。今となっては一体何が決め手になったのかは正直言って思い出せない。それでも、「大学には行きたいけど日本の大学に魅力を感じられないんだったら、海外かな。英語もしゃべれるようになるだろうし、その上自分が勉強したいこと勉強できるなんて一石二鳥!」と思い、留学を決意。進路調査も進み、担任との面談の時間がやってきた。留学情報誌を片手に抱え、職員室で待つ担任の元へ。「私、留学します!」と告げた。
両親には出してくれると言ってもらえたが、それでも周りからは、「大学留学なんてそんなに甘くないんだから、はっきりとした目標をもたなきゃだめだ」だとか「何をしに行くのか?カナダに行くならカナダでしかやれないことをやったほうがいいんじゃないか。例えば森林学とかさ。」など、ひたすら留学することに対しての“理由付け”を求められた。「何?そんなにはっきりとした理由がなきゃカナダにいっちゃダメなの!?」と疑問に思い悩む日々。
今考えてみれば、理由付けなんてあまり重要じゃないと思う。理由を求められ、そのときは「日本を外から見てみたいと思った」だの「勉強がしたいんだ」だの適当に並べてみたが、どれも「聞かれたからしかたなく考えてみた」理由だった気がする。結局のところ留学生活に対する憧れだった気もするし、今これだけ国際関係学を学ぶことが好きなことを考えれば「勉強したいんだ」というのもあながち嘘じゃなかった気もする。
留学を決意するにあたって大事なのは、理由はどうあれ、本人の強い意志と「やってみたいんだ!」っていう気持ち、そう思う。留学中に得られることなんて日本にいる間は想像もつかなくて当然。自分で体験して初めて分かる。
私が5年半の留学経験で今まで学んできたことは計り知れない。
バンクーバーに留学してきて心底よかったと思っている。
それと同時にあのときに反対もせずに見送ってくれた両親への感謝の気持ちでいっぱいになる。
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