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語学学校に通っていた5ヶ月間を振り返って
前の日記から5ヶ月も間があいてしまっていた様子。
もう7月も半ば。時間が経つのは本当に早い。
さて、今回は語学学校に通っていた5ヶ月間を振り返ってみたいと思う。
大学に通っていた間、何度もあの頃に戻りたいと思った5ヶ月だ。
私が通っていたのはダウンタウンにあるVancouver English Centreという比較的大型の学校。どこの語学学校に行っても大して変わりはないと思うが、日本人、韓国人、メキシコ人、ドイツ人、ブラジル人の多い学校だった。
初日にレベル分けのテスト。翌日から授業の開始だ。
まず最初の難関が訪れた。テストの結果、わりと高いレベルのクラスに入れられてしまったのだ。文法のクラスではなんとかついていけたものの、会話のクラスとなってはもうお手上げだった。先生の言ってることが聞き取れない。先生に「分かる?」って聞かれてると思うんだけど、その「分かる?(Does it make sense?)」ていう言葉すら分からない。Does it make senseってなんだ???って頭のなかはクエスチョンマークだらけの授業。
ついていくのに必死の2ヶ月だった。2、3ヶ月した頃からだんだん慣れてきて、クラスの中でも発言できるようになったのをよく覚えているが…。
授業はさておき、たくさんの人種が集まる語学学校では友達作りが最大の魅力だ。新しくできた友達と出かけたり、学校が用意してくれる放課後のアクティビティを利用したり、退屈しない時間を過ごした。
しかし、楽しい毎日の中に第二の難関。
カナダでの大学進学を目標としていた私にとって、英語力をなるべく早く身につけることが大事だった。しかし、日本人の多いバンクーバーでそれは多少難しくもある。学校でも同じ国から来ている、言葉が通じるということですぐに仲良くなる。別に日本人と友達になりたくないわけじゃない。ただ日本語をしゃべりたくないだけ。だが、一緒にご飯を食べたり遊んだりしていると普段の会話が自然と日本語になる。いったいどうしたらいいんだろう、と悩んだ。
留学の目的は一人一人違うし、別に英語の上達を目的にカナダに来たわけじゃない人もたくさんいる。そんな彼らに、せっかくの楽しい時間を過ごしている間、英語でしゃべることを強要する権利など私にはもちろんない。日本語をしゃべりながらも「本当は英語しかしゃべりたくないのに」と思いながら過ごすのは自分にとってもつらい。
最終的には、同じように英語をしゃべりたいと思っている生徒と昼食を一緒に食べたり、日本人だけのグループとはあまり頻繁に遊ばないようにしてなるべく英語をしゃべる機会を増やしていった。
言語の上達というのは目に見えるものではないし、そうすることが自分の英語力にどれだけ影響を与えたかは正直いって分からないが、結果的に、希望していた時期に大学に入ることができたし、様々な国からの友達をたくさん作ることもできた。語学学校に通っていたのはもう7年も前の話になるが、何人かとは今でも連絡をとりあい、お互いの国で再会することもある。
日本語をしゃべりたくないからといって、日本からの留学生の少ない都市を選んでバンクーバーを離れていった知り合いもいる。勇気のいる決断だと思うし、まったく英語しか通じない環境で勉強すれば早い上達が望めると思う。本当に英語力だけを目的に留学するのならそれもありだと思う。しかし、もしバンクーバーのような場所を留学先に選んだ場合、大事なのはバランスじゃないかな、と今になって思う。振り返ってみると自分はすごく意固地になっていたような気がする。先ほども書いたが、「英語しかしゃべりたくないのに、なんでこんなに日本語をしゃべっているんだろう」と思いながらの毎日は自分にとってもつらい。
語学学校は楽しい日々を約束されているような場所。みんなが新鮮な気持ちでカナダに来たばっかり。みんなが新しい友達を探している。みんなが日常会話であれ大学入学であれビジネス英語であれ、それぞれの目的を持って英語を学ぼうとしている場所。あんなに素敵な出会いの場所はそうそうないと思う。
だからこそ、つらい思いを抱えながらではなく、楽しく英語を学ぶべき。
英語、英語と固執せずに英語も日本語もバランスよくいってもいいんじゃないかな~。
それもバンクーバーの魅力なんだし、と今では思う。
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